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【難関私立中学受験】久留米大附設中学合格のケース

小学5年生 久留米大附設中&麻布中学合格のケース

入塾時の状況

A君。小学5年生。男子。9月入塾。
久留米附設を希望。算数はとても得意。某大手塾に通っているが国語の成績が芳しくない。偏差値は40〜45程度。
読書は、小説をそこそこ読む。記述問題ができない。

課題

小説の問題はそこそこ取れるが、論説問題ができない。記述問題になるとお手上げの状態。

授業の方針

受験が1年3ヶ月後に迫っていたため入試問題を中心に授業を進める。入試問題を解けない原因を特定し、その原因に対して適当な教材を用いて苦手項目をつぶしていく。毎月塾でのテストが2〜3回あるのでそのペースに合わせた。テストを徹底的に復習した。論理的思考力の養成(本質的な力)と問題の解き方(テクニック)を同時に養成し、実践に直結する力をつけることを目的とする。

経過

まず入試問題を分析したところ、言葉と言葉のつながり、文と文のつながりを意識せず、なんとなく根拠を持たず問題に答えていたことが発覚しました。入試問題は精読が必要となるが、緻密な読みができていませんでした。

もともとおおらかな(おおざっぱな!)性格でしたので、それが問題の解き方に反映されていました。

A君ができていなかった原因は、語彙力が不足していたことよりも、論理的思考ができていなかったことによります。論理的思考とは「単語と単語、文と文、段落と段落」の有機的なつながりを意識しながら、構造的に読んでいくことです。つながりとは、「言い換え」「対」「因果」「並列」等のことを指します。

文章中にいかに多くのつながりがあるかを、入試問題を解くごとに詳しく解説していきます。そしてそれがどのように設問を解く際に役立つかを学んでいきました。

最初は、文中のどれとどれがイコールで結ばれるのか、どれとどれが対の関係になるのかということをなかなか見つけることができませんでした。問題で聞かれていることを本文中から探すのに、問題の意味を把握せずになんとなく探しに出るため、結果的に適当に選んで来てしまいました。なぜその答えにしたのかを聞いても、首をかしげるだけで言語化できません。

しかし、基礎テキストと入試問題を解き質の高い復習を徹底することにより、徐々にそのつながりが見えてくるようになりました。入塾3ヶ月ほどのことです。意識的につながりを探すようになってきました。そのつながりが見えてくると、問題をなんとなくではなく根拠を持って解くことができるようになってきました。「こことここがつながっているから答えはこうなる」「こことここは対の関係になっているからこの空欄には反対の内容が入る」ということを自分で説明できるようになってきたのです。

もちろん得点も向上してきました。入塾6ヶ月の時点で偏差値は55程度まで上昇していました。とはいえ、まだ久留米附設合格までにはせめて60の偏差値は欲しいところです。欲を言えば65は欲しい。

しかし、勉強のスタイルができてしまえばあとは時間の問題でした。毎回、某大手塾で解く問題を持ってきてもらい、それを徹底的に復習します。ディーブに復習するのです。彼の脳に入っていくつもりで思考回路を分解し、再度解く場合何に気をつけるべきかを語り合いました。そうこうしているうちに偏差値はどんどん上がっていきました。

結果

この訓練を続けることにより、最後の模試では偏差値68。久留米大附設中学に合格することができました。なお彼は麻布にも合格しています。本当によくがんばりました。