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指示語の解釈(こそあどことばの指す内容)初級

指示語の解釈(こそあどことばの指す内容) 初級

指示語の解釈のやり方をまとめました。
よく出てくる問題ですので、しっかりやり方を覚えてしまいましょう。

1、指示語を含む一文をよく見る。
2、その一文の中から、指示語の内容のヒントを探す。
このヒントからなんとなくでいいので、指示語の内容を推理する。
3、その上で、指示語の直前を探す。(直後にある問題もありますがたいていは直前です。)
4、答えが見つかったら、それを傍線部の指示語に代入して、心の中で一読する。
→ 自然な文になったらOK!
→ なんか変。→もう一度答えを探しなおす。

では、具体例を見てみましょう。こんな文章があるとします。

問、下線部は何を指していますか。
彼はカップを口に運び、ゆっくりとコーヒーをすすった。
青いもようがとてもきれいだった。
それは父の形見の品だった。

1、傍線部を含む一文、「それは父の形見だった。」に注目します。

2、指示語の内容を推理します。すると、「父の形見」とありますね。
形見とは、「ある人が死んだとき残していったもの」です。
ということは、「それ」の指す内容は「ある人が死んだとき残していったもの」のはずです。

3、それを踏まえて直前を探すと・・・
「青いもよう」「コーヒー」「口」「カップ」「彼」というものがありますがこのうち、形見になるのは・・・
そうです。「コーヒー」と「カップ」くらいでしょうね。
でも、直前を見ると、「青いもよう」とあります。これは、明らかに「カップ」について言っていますね。
どうも正解は「カップ」のようです。

4、しかし、それで安心してはいけません。
代入!して確かめなければいけません。
「それ」に「カップ」を入れて読んでみましょう。

「カップは父の形見だった。」
意味がちゃんと通じるし、不自然でもありません。
よって、これで正解!
というわけです。

分かりましたでしょうか。簡単ですね。
しかし、一文が長くなればなるほど、難しくなるんです。

難しいときこそ、しっかりと手順を踏んで解きたいものです。